セミナー等は受けずに、AIのプログラム(Phthon)を始めようと思っていました。
でも木を知っても、森を知らないとまずいんじゃない?
という事でパソコンの画面を閉じ、(株)ベルズシステムさん主催のAIセミナーに行ってました。
森全体を見てきたので自分の頭整理もかねてアウトプットします。
今後、無くなっていく職業を動画で紹介
AIテクノロジーの発達により様々な職業がなくなっていくとの事。
●調理師
イギリスの会社がロボットシェフを製造している。1体850万円で発売予定。
話を聞いていて、1桁違くない? と思っちゃいました。格安ですね。
●倉庫
amazonの倉庫内では、ルンバのような機械がシッピング作業を行っています。
●受付・コールセンター
ハウステンボスのロボットホテルの受け付けではロボットが対応してくれます。
コールセンターも自動でAIが応答できるようになるとのこと。(U-NEXTという会社が実践中?)
●芸術・コンテンツ
AIは色々な事が出来るようになっている。作曲、絵描き、本を書く。
次の動画は、[恐怖!]googleの人工知能が作った映像が怖すぎる!! です。
●通訳・翻訳
メガホンヤクという機械をパナソニックが製造中。
日本語で話しかけると、3ヵ国語(英語、中国語、韓国語)で話してくれる。
●工場・現場作業
工場等で行っている単純作業は、今後ロボティクスの進化により人がドンドン少なっていくとの事。
実際、台湾のホンハイは従業員6万人削減しロボットを導入している。
●防犯・セキュリティ
防犯カメラで、自動で不審者を認識する仕組みも出来ている。
●農業
スマートアグリが活況。植物工場を地下に造ったりもしている。
自動運転トラクターもあり。今後の人材不足に役に立つ。
公道を走る車より、障害物・人等がいない為、近年中に実用化。
●教育・学習
AIティーチャ(AI先生)が台頭していくるとのこと。
AIティーチャのiPhoneアプリもあり、月額980円なり。
●事務作業
文字認識(OCR機能)が99.89%までの精度にあがってる。
ECコンシェルジュ、通販サイトでレコメンド機能を出してくれる。
Webデザインも自動で行うようになる。
Webアクセス解析も自動で行う。毎月800サイトのペースでサービスが増えている。
セミナーで聞いた重要なこと
- 日本のAI研究第一人者である東大助教授 松尾豊氏『今後、大きな山があるようには見えない』 と言っている。説明すると、第3次AI革命は終息することなく、これからもAIにより世の中は大きく変わっていくという事。
- 今後なくなっていく職種を、4つに分類した。①移動&点検&軽作業系、②オペレータ系、③接客系、④事務系
- AI関連の映画についてお話し有り。
- AIと今後どのように付き合っていくかをみんなで考える。以下の画面のように上下前後左右に分けて考えてみるとよい。
最後に、セミナー参加者に問いがありました。
『 今後、私たちはどのようにAIと共存していくのか? 』
弊社の回答は、AIを使いこなせるソフトウェア開発会社として生きていく事です。
まだ、AIの知識・技術はひよっこですが、以下のキーワードを重視して今後もスケールしていきます。
計測ソフト屋 x ビッグデータ x AIで分析 = お客様へ新しい価値を与えるソフト開発会社
セミナーのレジュメ
人工知能は私たちの生活・ビジネスをどのように変えるのか?
人工知能を中心とした最新のテクノロジー事例をもとに、私たちの生活とビジネスが今後どのように変わっていくのか?をご紹介します。そして、私たちはビジネス社会の中でこれから何を学び、どんなスキルを身に着けていく必要があるのか?を一緒に考えていきましょう!
■内容
・人工知能により劇的な変化が期待される分野とは?
・各分野の最先端のテクノロジー事例のご紹介
・AIに仕事を奪われる可能性が高い職種とその理由
・AIの普及で企業はどのように変わっていくのか?
・どのように仕事が奪われてしまうのか?
・仕事を奪われないためにできることは?
・人間が得意なこと、AIが得意なこと
・シンギュラリティについて
※内容は変更になる可能性もあります。▼お申込はこちら
http://www.bellz.co.jp/ai/■講師
日本一わかりやすい人工知能解説者
ベルズシステム株式会社
代表取締役 小野寺 隆子供の頃から起業家を目指し、九州大学経済学部を卒業後、地元のベンチャー企業に就職するも半年で退社。その後、フリーターを経験後、ITビジネスで創業。九州大学をはじめとする全国数十大学専門学校のモバイル学内掲示板システムを開発・導入。ネット通販システムの開発・導入に精通し、大手健康食品会社、大手食品会社のシステムを開発。そのノウハウをもとにセミナー動画の販売システム、会議室のシェアリングサービスなどを立ち上げる。その過程で人工知能が社会に与えるインパクトの大きさに気付き、「人工知能関連テクノロジーとそれらが与える社会への影響」を研究し始める。「最先端の情報をわかりやすく伝える」力は日本一(でありたい)と思っている。