HTML5を使ってアプリ開発を行おうとしている方向けに、開発前に抑えておきたい内容をまとめました。
・HTML5の定義
厳密にはW3Cにて標準化がすすめられているHTML5仕様書に含まれるものを指す。
但し一般的にはCSS3なども含め、周辺のWeb技術を含めてHTML5と呼ばれている。
・HTML5の仕様
日本のHTML5コミュニティ http://html5j.org/
ブラウザの実装状況に近い仕様書 http://www.whatwg.org/specs/
・HTML5が出来た背景
ブラウザ間の互換性、iPhone、Androidなどのマルチデバイス用のアプリ対応が必要となってきた為。
・レガシーブラウザ
今だIE6~IE8を使用しているユーザはいる。レガシーブラウザではHTML5の機能は大部分が利用できない。
・WebKit
iPhone、Androidの両デバイスでデフォルト採用されているため、WebKit対応を行えばスマフォの大多数ユーザが使用可能となる。
・主要ブラウザ
Chrome、Internet Explore、FireFox、Safari、Opera
・HTML5の関連技術カテゴリ
カテゴリ | 説明 |
---|---|
CONECTIVITY | WebSocket、Server-Sent Eventなど |
CSS3 | CSS3、Web Fontsなど |
DEVICE ACCESS | 位置情報、加速度センサなど |
3D,GRAPHICS & EFFECTS | SVG、Canvas、WebGLなど |
MULTIMEDIA | Audioタグ、Videoタグなど |
PERFORMANCE & INTEGRATION | Web Workers、XHR2など |
SMANTICS | microdata、microformats、アウトライン要素の追加など |
OFFLINE & STORAGE | ApplicationCache、localStorage、IndexedDB、File APIなど |